Why attend seminars
(受講する理由)
医療従事者は、日々刻々と変化する症状をとらえるためにトライ&エラーを繰り返しています。日々の臨床現場において多岐にわたる筋骨格系障害にどのように対応したらよいでしょうか。正しい臨床経験を重ねるためには、早い段階から基準となる「正しい方法論=治療の柱」を持つ必要があります。障害の引き金となっている真の問題点を見つける力は、整合性のある臨床推論過程の構築と正確な検証作業によって構築されていきます。上の表をご覧ください。受講を考えている方の80%以上の方々が、
・「評価の展開方法に自信がない」
・「自身の治療技術に自信がない」
・「治療技術のレパートリーが少ない」
ことを受講理由に挙げています。
評価の展開方法に関して自信を付けるためには「問診・視診・自動運動検査・他動運動検査・触診・試験的治療」といった筋骨格系障害構造を紐解く基本的な機能診断方法を学習する必要があります。これらを体系的に学ぶことにより、障害を引き起こしている真の問題点をより早く正確に抽出できるようになります。
また、治療技術に自信が持てない理由には「理論立てられた手技そのものを学ぶ機会が少ないこと」、また「一貫性のあるルールに基づいた治療技術体系を学んでいないこと」が考えられます。このままでは、いくら経験値を積んでも自身の治療技術に自信が持てるようにはなりません。一貫性のあるルールに基づく考え方と治療テクニックを全身にわたって学習していくことにより、狙った変化を導けるようになり自分の治療技術に自信を持つことができるようになります。
徒手医学を体系立てて学ぶことにより、治療技術のレパートリーは圧倒的に増えるでしょう。しかし、単にテクニックのレパートリーを増やしただけで、クライアントが本当に求めている変化を導くことができるようになるでしょうか。
体系的に学ぶ意味はまさにここにあり、皆さんは是非、その先のステージである「理論背景をもって的確に治療テクニックを選択する」という領域まで臨床能力を磨き上げていただきたいと思います。皆さんが治療技術に自信を持てるようになるために、当プラットフォームでは「テクニック自体の展開・方法論を正確に身に付けること(「Intermidiate Class:各部位の中級コース」で習得)」と「テクニックの適応を知り、適切なテクニックを自由に、臨機応変に選択・展開できること(「Advance Class:各部位の上級コース」で習得)」といった2つ基本方針を主軸に学習を進めていきます。
以上のように、徒手的機能診断と徒手的治療技術を体系的に学ぶことによってこれらの悩みは大幅に解消できるはずです。常に頼られる職業だからこそ、自信を持ってクライアントに対峙できるようになることが大切です。「学習の継続」を念頭に置いた当プラットフォームの環境であれば、徒手的治療技術の知識を常にブラッシュアップさせていくことができるでしょう。じっくりと、数年間をかけるつもりでオンライン講義の視聴や練習会にご参加ください。